TKB48
7月22日(木) 夏休みに入っていますが、6年生は、鵞流峡復活プロジェクトで間伐された竹を使った避難所用のパーティションづくりの体験を、プロジェクトの方々に教えてもらいました。また、飯田市危機管理室の方から、避難所とは何か、「TKB48」を目標にした避難所運営についても学びました。「TKB48」とは、T:トイレ・K:キッチン(食事)・B:ベット(睡眠の確保)・48:48時間以内に設置の意味だそうです。子どもたちは意欲的に関わりながら学んでいました。災害が発生して、実際にここで学んだことが生かされないことを祈るばかりですが、被災された方々の健康や生活を守るために、自治体や地域がどのような準備と努力を見えないところで進めているか、よくよく分かりました。「いざ」というときに、慌てず冷静に対応できる力をつけるためにも、この学びは有効です。ちなみに、この日の夕食は、白飯のおにぎり2個(持参)でした。これも、災害時の食事の不自由さを体験する目的がありました。私たちが安心して普通の生活を送れているのも、いろいろな方々の見えない努力や気配りに支えられているんだなあと感じられた一時でした。
その後は、暗くなった校地内で、学年交流会を行い、楽しいひとときを6年全員で満喫しました。担任の先生方も、このよき学びを支えてくれました。