緑ヶ丘中先生の防災教育の出前授業
26日に、緑ケ丘中の田添先生が6年生で東日本大震災の出前授業をしてくださいました。田添先生はこの7月に実際に東北に出かけ、現地の実情や人々の生の声を見聞きされてきたのです。東北各地では、言い伝えや石碑などで過去の大地震の様子を伝承している地域が多くあったそうです。しかし、時が経てば言い伝えが途絶え石碑も風化し、いつしか大地震のことは忘れられていく。東日本大震災が起こったあとに、石碑を調べたらかつての大地震での津波の到着時間が書かれていたものがあったそうです。石碑の存在を多くの人が知っていれば、言い伝えが途絶えていなければ、少しでも多くの人命が救われたかもしれない。子どもたちは終始真剣な表情で授業を受けていました。