丘の子だより7月号平成26年度
丘の子だより7月号 7月号 7月25日
5年生が飯田美術博物館の四方先生から、田んぼに住む生物についての学習会を行いました。まず、プレールームでカエルやトンボ、ヘビなど田んぼにかかわる生き物についての学習をしました。特に、カエルについては、種類、鳴き声など、詳しく教えていただきました。例えば、トノサマガエルとアマガエルの手の大きさや数の違いで、周りの環境への適応の仕方が違うということ、外敵から身を守るためにトンボの羽化は夜行われるなどのお話がありました。断片的な知識としてはいろいろなことを知っている子どもたちにとって、このように、田んぼを取り巻く環境やたくさんの生き物のつながりについて、論理的に学ぶことはとても貴重な学習になったと思います。興味深そうに聞いたり、メモしたりしていました。その後、水田に移動して、実際に水田にいる生き物を見たり触ったり、つかまえたりしながら四方先生から説明を受けていただきました。短い時間でしたが、ドジョウ、やご、カマキリなど、トンボなどたくさんの生き物を見つけ、驚きの声をあげている子どもたちでした。実際の生き物を見て触って、そして、知識を獲得していく、有意義な学習ができました。
18日の金曜日にはクラブ発表会がありました。5月から始まったクラブも、あっという間に5回の活動を終えてしまいました。ステージ発表は琴、おしなご、竹細工、手話、工作の5つのクラブが行いました。
琴の見事な合奏に続いて、おしなごの妙技が披露されました。竹細工の皆さんが竹とんぼを一斉に放つと、歓声に包まれました。手話のメンバーは最初から最後まで手話で内容を伝えていました。そしてフィナーレの工作では体育館狭しと紙飛行機が飛びました。最後に校長先生と一緒にお世話になった地域の達人の先生方にお礼を言って終了しました。楽しかったという感想がとても多かったクラブ活動でした。
6月30日に校内音楽会が行われました。たくさんの地域の方、保護者の方に来校いただき、ありがとうございました。子どもたちも練習の成果を発揮して素晴らしい演奏ができました。この成果を、これからの学校生活の中に生かしていけるように、がんばりたいと思います。